大手の塾も講師不足なのか、指導のクオリティにだいぶ差があり、しかも入試問題は難化。
そうなると個別か家庭教師で別にフォローする必要が出てきますが、
プロ家庭教師もプロの個別指導教師も絶滅危惧種になってきました。
なぜか?
家庭教師は依頼の変動が多くてリスクが高いですし、個別指導も指導時間からいってそんなに稼げません。さらに、自治体が公立の小中高生の補習のんために大手の講師派遣会社に委託する事例が増えており、講師としてはそっちを受託した方がまとまった時間働けるからです。
プロ家庭教師は、有名な紹介会社に依頼しても「当たりの先生は4人に1人」と言われています。
それではもし、「当たり」の先生に出会えたとしてどの程度の時間を依頼すれば良いのでしょうか?
これは、お子さんのタイプと状況によって異なります。保護者のサポートが万全で、お子さん本人も優秀な場合は、
週に1回、2時間でも構いません。指導内容は、苦手なところの補強や、あらかじめ考えてもらっていた問題のわからないところの解説になるでしょう。
保護者のフォローが無理で、お子さんがそこそこ優秀な場合は、プロ家庭教師の指導が週2回(1回当たり2時間)は必要です。
保護者のフォローが無理で、お子さんも全然合格に手が届かない、家庭学習もろくにできない場合は、周3回以上の指導が必要です。
まさに課金ゲームですが、お子さんに無駄な財産を残すよりも、教育と言う最もコスパの良い投資をした方が後々感謝されると思います。