【中学受験の勉強法】保護者がやってはいけない禁じ手とは?

保護者が良かれと思うことでかえって受験を失敗に導く行動というのは、いろいろあります。お子さんが大人になってから「毒親」呼ばわりされてしまった保護者の方もいます。では、具体的に良くない行動というのはどのようなことでしょうか?

1.子どものテストの数値(得点と偏差値)しか見ない。
⇒子どもの行動プロセスが変わらないので、ずっと同じ悪い状態が続いてしまいます。また論理だけで子どもを詰めても子どものモチベーションは上がりません。まずは子どもの存在肯定から。「こうやれば成績が上がる」というのを直接伝える前に「あなたなら上がる」というのを子どもに伝えるほうが成績アップに有効なことがよくあります。

2.子どもに早起きを強要する
⇒その人にとっての最適な睡眠時間や、朝型か夜型かは百人百様。無理に早起きさせて勉強させても、塾や個別指導、家庭教師との勉強時にウトウトしていては元も子もありません。

3.学習方針がコロコロ変わる
⇒親の軸が常にぶれていると、どいう学習方法がそのお子さんにとって最適かというのが検証できません。子どもも似たような感じに育ちます。

4.子どもの前でもう一人の親の悪口を言う
⇒受験はチーム戦ですし、悪口は言われた本人に結局伝わります。ある研究では、特に母親の行動形式や思考方法が子どもに伝播すると言われています。

5.文房具や子どもの挨拶などに無頓着
⇒お金を介したやり取りとはいえ、挨拶のできないお子さんを嫌がる講師は多いです。不愉快な気持ちを隠して教えていても結局、本能的な相性の悪さに発展してしまい、指導解消になるケースも多々あります。そうなると、受験準備というこれまでの共同作業の時間が無駄になってしまいます。また野球のイチロー選手が道具を大切にするのと同じように、文房具をきちんとそろえて使いこなしているお子さんは、勉強でも伸びることが多いです。「神は細部に宿る」。親のサポートは、学習環境のメンテナンスにこそ必要なのです。「頑張れ」という言葉を無分別