【勉強法コラム・中学受験ネタ】四谷大塚準拠塾で鳴かず飛ばずの場合、どうするか?

「大学はMARCHくらいで良いけど、今の成績を見てるとそれすら厳しいかも」

という声を中学受験生の親御さんから聞くことがしばしばあります。

四谷大塚準拠塾だと、テキストやカリキュラム的に反復の要素が弱いため、学力の発達がまだまだのお子さんは、かなり苦労されると思います。

かといって、サピックスの問題は高度な問題もたくさん混じっていて、自分の志望校に出ないような問題にも向き合わされる危険があります。

ではどうすれば良いか?

塾内で使われるテキストとテストのうち、どれを復習してどれを使わないかを整理して、その上で、市販のテキストで補強すべきところは補強し、メリハリをつけて反復中心の勉強にしていく必要があります。

ただし、それを親ができるかというと難しいです。中学受験の経験のある親御さんでも、今はうんと中学受験レベルの上がっていますし、複雑です。保護者の方も「あの時はどうやってたかなー」といった感じで、記憶も薄れているでしょう。

そこでプロ家庭教師の出番になるのですが、「自分が使いやすい教材だけをずっと使っている先生」も多くてなかなか難しいところです。

しかも、一番評判の良いメジャーな紹介会社でも「体験指導をお願いしても当たりの先生は、4人に1人」とも言われます。

体験指導に際しては、単に指導してもらうだけでなく、「先生だったら、うちの子に対してどんなプランを立てますか?」と、学習戦略について必ず質問してみることをおすすめします。