子どもの勉強の邪魔にならないように、家事はすべて保護者の方がやっているご家庭が多いかもしれません。
それでは子どもの勉強に「役立つ」お手伝いはあるのでしょうか?
まず、料理は頭を使います。冷たいものは早く出す、熱いものは後で出す、など時間配分の思考に役立ちます。また、材料費の計算などもさせると良いです。
次に旅行の計画を任せてみるのも良いでしょう。限られた予算でどこに泊まり、どこを回るか。
お掃除に関していえば、「生臭くなった雑巾は、どうやれば匂いが取れますか?」という問題が、慶應中等部のりかで出題されたことがあります。
植物の水やりも有効です。最近、植物が太陽の方を向く理由が京都大学の研究で解明されましたが、この性質自体は屈光性といって入試の理科でも出ます。
子ども向けの起業塾などもありますが、家でのお手伝いにはたくさんのヒントが含まれています。