保護者のための家庭教師・選別法

家庭教師は本当に当たりハズレがあります。優れた能力の家庭教師だったとしてもお子さんとの相性もありますし。ここでは注意すべき家庭教師の特徴について説明します。

1.荒唐無稽な提案をしてくる家庭教師

自分の担当したご家庭では、「英単語を毎月3000覚えれば受かります」と保護者に提案した(自称)プロ家庭教師の方がいました。英語に関しては単語だけやってあとは何もしなくて済むという持論を展開されたそうです。

2.某大手グループや悪徳業者の家庭教師

CMをバンバン打っている大手チェーンを利用して痛い目にあったというご家庭は多いです。このチェーンを利用したご家庭の声は以下のようなものでした。「「お茶、まだっすかー」とか要求ばかりしてきて約束した指導時間より早く帰ってしまった。返金もしてもらえなかった」「初回指導の当日来なかった」「子どもと仲良くなるのは良いが、クイズのようなものだけ出して終わり」などなど。また、子ども向け新聞に広告を掲載する家庭教師派遣業者でも保護者の方に「あることないこと(特に教師の実績等)」を言ってしまう会社があります。

3.見極め法

お子さんの「何ができていないのか」を初回指導時に見抜ける先生はそれなりの技量があると言えます。そしてそれを踏まえた学習プランが立てられる方です。また、体験指導時にはお子さんの苦手な分野を教えてもらうと良いかもしれません。

4.効果が出るまでは時間がかかる

ちなみにある科目の特定分野ではなく、「科目全般」を教えてもらいたい場合、指導の効果が出るには最低4ヶ月ほどはかかります。

納得がいくまでチェンジを

優良な紹介業者を使っても、当たりの先生に出会うまでは4回ほどチェンジする必要があるとも言われています。納得がいくまで講師を見極めることが必要です。