6年の夏休み明けともなると、サピックスでは塾内定期テストの「マンスリーテスト」も「マンスリー」と銘打ちながらほとんど範囲がないような入試模試レベルのテストになりますし、他のお子さんたちのエンジンもかかるので、なかなかテストで偏差値が出なかったりします。
「勉強しても結果が出ない」
次第に「学習性無力感」という、「どうせやってもムダだ」というメンタリティに支配されてしまうことになるのです。
ではどうすれば良いか?
「鶏口となるも牛後となるなかれ」
まずは優しい模試で自信をつけさせてあげましょう。
この点、首都圏模試は問題も良質で普段勉強していることがそのまま出ます。サピックスの模試とは同じ学校でも合格推定偏差値が20くらい違いますが、まずはこの模試で偏差値を50から60くらい出して「今までやってきたことは間違いではなかったんだ」という自信をつけてから、首都圏模試とは同一校の合格推定偏差値が10ほど違う四谷大塚合格判定模試に臨み、そして改めてサピックスオープンに臨んではいかがでしょうか。