おそらく、中学受験を考えている、あるいはすでにその準備を始めておられる大体のご家庭が、子どもの学年が上がるにつれて「習い事を整理していく(つまり、減らしていく)」のだと思います。
では、やっておいた方が良い習い事、減らす必要のない習い事ってあるのでしょうか。
1.やっておいた方が良い習い事
(1)書道
→読める字を速く書けるのは入試において美点です。また漢字にも詳しく
なれます。最近は枠内に字を書けない子が多く、そういった子には
ADHA(多動性注意欠陥)が多いとされています。療育にもなります。
(2)アナログゲーム
→御三家に受かったお子さんへのあるアンケートでは、小学生の頃にやっ
ていた遊びの種類は、テレビゲームやスマホゲームよりアナログゲーム
の割合の方が多かったそうです。
(3)水泳
→有酸素運動はストレス解消にもなり鬱を防ぎます。ランニングと違って
不慮の事故(交通事故や心不全など)も防げます。ちなみに、日本のエ
ジソンことドクター中松氏は水泳に関して、「軽く息を止めるのは、脳を
刺激する」と以前テレビで語ってました。
(4)ダンス
→気持ちをポジティブにしますし、ドーパミンの分泌を促します。
「体と頭をつなげる」行為は、お子さんの成長と発達に有効です。
(5)絵画
→最近、算数立体図形や平面図形の問題が苦手なお子さんが増えています
が、もともと日本人はデザインの世界でも一点透視図を描くのが苦手と
言われており、立体的なイメージを頭で思い浮かべるのが苦手なのかも
しれません。精神療法の世界では絵画療法というのもあります。ぜひお
勧めしたい習い事です。
(6)陶芸
→陶芸もお子さんの立体感覚を養うのにプラスですし、集中力もつきま
す。また、陶芸はある意味、工業科学でもありますので、サイエンスに
強くなると思います。
(7)お料理・お菓子教室
→料理ほど脳が刺激される行為はありません。痴呆が進むと料理ができな
くなると言われるのはこのためです。どんな材料を使ってどんな順序で
作ればおいしいものができるか、また、複数の料理を手際良く作るには
どうすれば良いか、といったことはまさに受験勉強と同じです。最近、
寿司屋のおかみが一発で司法試験に受かっていましたが、そういうこと
なのだと思います。
まとめとしては、他人の気持ちを読んだり協働するための非認知能力と自己コントロール力、推論力が身に付く思考系の習い事と、怪我せずに体を動かせる習い事の2本立てで習わせるのがお勧めです。
他にも、球技(テニスとバスケ)、合気道、ミュージカル、日本舞踊、茶道
などもお勧めの習い事として挙げておきます。
