能力はあるのに真ん中より下あたりをウロウロしているお子さんもいれば、塾に入った時は下のほうだったのにどんどん上に上がっていくお子さんもいます。
その違いは何なのか。
それは以下の4つの点に集約されると思います。
1.書く習慣
2.繰り返すクセ
3.寝かせる力
4.調べるクセ
といったところでしょうか。
まず1の「書く習慣」ですが、ミスが多いお子さんは自分の頭の中だけで考えて答えを出そうとするので、自分の思考過程のおかしなところが視覚で意識できずスルーしてしまい、ミスにつながります。ベンジャミン・フランクリンは「書くことは正しい人をつくる」と言いましたが、そうです、書けば賢くなり内省もできるのです。
次に2の「繰り返すクセ」ですが、目標のために何かをどれくらい反復できるかは、中学受験だけでなく、ビジネスひいては人生においても重要な気がします。メジャーで殿堂入りしたプロ野球のイチロー選手も「繰り返すだけで奇跡が起こるのに、それをやれない人とやれる人がいる」と語っています。
そして、3の「寝かせる力」ですが、「わからないことを自分の頭の中にプールしておく能力」です。問題に対する粘りとも言えます。塾で与えられた課題をこなすだけでなく、週に1問は紙と鉛筆を持って机に向かいじっくりと考えで答える。といった習慣が上位校への合格を導きます。
最後に4は「調べるクセ」。算数であれば、志望校の過去問で間違えたものがあれば似たような問題を探してくる。理科の模試で知らない植物がネットで調べたり理科の便覧に載ってないか確認する。
お子さんの勉強をサポートする側は、モチベーションばかり気にしますが、一度始めてしまえば脳にドーパミンが流入してどんどんやるようになります。
大切なのは、上の4技能を身につけられるような「環境設定」をしてあげることです。子どもの勉強に対する内発的動機は、外発的な環境支援からも生み出すことができます。
