【中学受験の勉強法】成績不振と「赤下敷きチェック」「母親手製教材」の関係

塾で成績不振のお子さんのお宅を訪問してヒアリングすると、

①「コアプラス」などの暗記系教材をやる際に、答えを赤い下敷きで見えないようにして学習している。

②間違った箇所を母親が紙にまとめて机の周りにベタベタ貼っている。

 という特徴があります。

「デジタル脳クライシス」という東大の先生が書かれた本がありますが、人間は自分の手で書いたことほどよく覚えるそうです。

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赤下敷きを使うとなぜ良くないかというと、

・そもそも赤下敷きは「すでに覚えたことのチェック用」として使うべきで、最初から覚える時に使っても効果がない。
・「目で見て頭の中で書く」という作業が脳の中でまだ出来ない子は、赤下敷きで覚えても実際のアウトプットが出来ない(書けない)。

からです。

また、「母親の手書きが壁にベタベタ」ですが、それを熱心に眺めて覚えるお子さんはいませんし、ちょっと眺めたところで覚えられるわけではありません。しかも、情報の発信者(母親)と受信者(子ども)の関係が一方的で、「自分が覚えなくてはならない情報を自分から取りに行く」という主体性が子どもに生まれません。そもそもお母さんが受験の主役になってないでしょうか。受験というステージ最上のパフォーマンスを見せないといけないのはお子さんです。

・塾の講師の解説を子どもが紙にメモして来ない。

・解説動画ばかり見せている。

という場合、勉強の方法を根本から見直す必要があるかもしれません。