「プラトー」というのは「高原」という意味で、学習発達の分野では「力は付いているのだがそれテストなどの点数に明確に現れてない期間」のことを言います。
つまり、はっきりとテストの成績が上がる前の「足踏み状態(に見える期間)」のことです。
このプラトーの本質を保護者が見誤ると、数珠つなぎに子ども勉強のサポートで失敗することになります。
「やっぱり家庭教師がイマイチだったか?」
「塾変えようか」
「子どもの勉強時間が足らないのでは?」
などなど。
保護者はいろいろなことを考えてしまいます。
自分の担当したお子さんでこんなケースがありました。
東京学芸大附属小金井中の2年生の女の子のお子さんで、普段がお父様が勉強を見ていたのですが、お父様の海外出張が頻繁に、尚且つ長期になるにつれてお子さんの成績が低迷していきました。
指導のご依頼を頂いた時点での成績ですが、定期考査の全教科平均点が56点。
週1回2時間の指導で全教科を担当というのもありますが、数ヶ月過ぎてもなかなか成績が上がりません。
しかし、お父様からは「先生にお任せしてますから」というお言葉をいただきました。
そしてやっと成績が上がったのが、中3の夏休み前。約1年間の指導を経てでした。ちなみに夏休み前の定期考査の平均点は全教科で84点でした。
そこからはぐんぐん伸びて、最終的には内部進学は叶わなかったものの早実に進学しました。
自分の肌感覚ですが、子どもの成績不振に対処して、それが目に見える効果を上げるまでに優秀なお子さんでも4ヶ月はかかります。優秀でなければ尚更です。
その際に保護者の方が「数字以外の何に着目して次の一手を打つか(それともさらに見守るか)」が、子どもの後々の思考や行動形式にも影響する重要なポイントになのではないかと思います。
