知識の整理としてサピックスの「コアプラスシリーズ」(理科・社会)を購入されるご家庭は多いですが、勉強部屋の本棚で眠ったままになっているケースはすごく多いです。また、使っているのにあまりテストでの点数アップに役立ってないケースも目立ちます。


なぜか?
いろいろ考えられますが、まず、収録内容がボリューミーなことが挙げられます。成績の上位のお子さんが活用するトレンドになってからは改訂のたびに収録内容が増え、別冊すら付属する体裁に。
成績の低いお子さんというのは「最低限身につけるべきことが身についてない」のですから、総花的な知識チェック集を漫然と使っても頭に残らないというのがあります。
また、サピックスのように出題範囲を明示したコアプラスの確認テストを毎週行っている塾に通っているならまだしも、自宅でパラパラとめくるだ毛では頭に残りません。
手で書いて答えるのも大変な問題数ですが、かといって赤い下敷きシートをかざすだけでも覚えられません。赤い下敷きシートは「覚えた人の最終確認のも」だからです。よく見かけるケースですが、母親が答えられないところを子どもの代わりに紙に書いて勉強部屋にベタベタ貼るのも、母親の自己満足なだけで論外です。
ではどうすれば良いか?
サピックスに通っていてコアプラスの勉強を持て余している方なら、点数が悪くてもそこは割り切って「返却されたコアプラステストのみ復習する」というのはありです。
また、他塾でコアプラス専用のテストがあるわけでもないのに、コアプラスを使っているけど使いこなせてないお子さんは、他のコンパクトな知識チェック集に乗り換えるのもありでしょう。
ちなみにコアプラスは知識チェックの体裁をしていながら、結構考えないと解けない思考系の問題も多数収録しています。しかしそこに解説は付されていません。
また、簡単な問題も難し目の問題も一律に並べてあります。これを学力がまだ低く成績不振なお子さんが使いこなすのは至難の技です。
なお、これに替わるものをいくつかご紹介しておきます。
1.ジャンプアップ理科1200(かんき出版)
2.グノーブル知識の総確認(地理・公民・歴史)
1は最近の中学受験参考書の中でも出色の出来だと思います。思考系の問題にはQRコードついていてすぐに解説動画を見ることができます。
また、2もコンパクトにまとまっている上に、自分の答えを書き込めるくらいのスペースが用意されているのオススメです。フリクションペンを使って何度も回すと良いでしょう。




なお、知識の整理というのは、「自分が間違えた問題なり知識をノートにまとめておく」ことに勝るものはありません。
