高校入試において合否のカギを握る英語。その年の入試問題が難しくても簡単でも、英語は確実に受験生の間で得点に差がつきます。
では、どうするか？
例えば街場の個別指導塾に行っても、自分の志望校に全然合ってないテキストを使っていたり、アルバイトの先生がコロコロ変わったりして、不安要素が満載です。
そこで、定評ある市販の参考書を用意して、ある程度自分で出来るところはこなして自衛しておく必要があります。ここでは、高校受験生を対象にオススメのテキストを紹介します。
＜ボキャブラリー編＞
「キクタン」と「キクジュク」と言えば、英会話教材の雄・アルクが出している高校向けのロングセラー本ですが、高校受験生用も存在します。このテキストの素晴らしいところは、使える例文が満載なこと。理解度チェックテストや音読C Dも付いていて使い勝手と実践力抜群です。
＜発音編＞
発音問題対策としては、有名私立・武蔵高校の英語教諭が執筆した「英語の発音ルールブック」がオススメです。難しい発音記号が一切出て来ず、付属のC Dのリズミカルな誘導B G Mに従って楽しく発音練習できます。
＜英文法＞
高校受験英語では、学習指導要領の改訂によって、本来高校課程で学ぶはずの「仮定法」が中学課程に登場しています。「ニューコース英文法」は、最新の指導要領に対応しているのはもちろん、基礎的な問題からトップ公立の入試問題まで幅広く十分に網羅しています。また、解説部分の知識の整理表が充実していて、秀逸です。
＜読解＞
公立高校の読解対策に関しては、「スーパーステップ・くもんの英文読解」という名著がありますが、残念ながら絶版。その続編を使ってみるのも良いかもしれません。
＜疑問が生じたときの調べ物に＞英語を勉強していれば、冠詞の使い方、時制、倒置法などなど、わからないことがたくさん出てくることでしょう。「総合英語ever green」は、かつての名著「forest」が改訂されたもので、勉強していれば当然に抱きそうな疑問をわかりやすく解説してくれます。
