【中学受験の勉強法】「極論」は一見魅力的、が、飛びつくのは悪手。

中学受験界には最近、「極論では?」と思われる言説が跋扈しています。広めているのはYoutuber先生だけではありません。大手の有名塾の先生もそれに加担していたりします。具体的には、

・国語力の養成に読書は全く不要(某大手塾の室長)
・歴史の年代は20個覚えれば十分(社会のYoutuber先生)
・過去問は○○年分の検討で十分
・渋々対策に暗記は不要(某ブログママ)

などなど。

「過去問の検討は何年分必要か」などは、ずっと同じ傾向の学校もあればここ数年で変わった学校(立教新座など)もあるので、そんなの学校によって違うに決まってます。

歴史の年代暗記数ですが、必要な数は近年ますます増えています。これは大学受験の歴史の出題傾向を中学受験界が反映したもので、「20個で十分」というのは明らかに根拠がありません。

ところが、新興宗教に似て、お子さんの学業や成績が停滞していたり行き詰まっている親御さんほど、これらの極論を「目を輝かせながら」主張されたりします。

現在の中学受験では、求められることがやや高度・多様化していて、一つのドグマ(教条)にしがみついていても対処できません。お子さんが抱えている問題や志望校の傾向に従って、きめ細かくバランスよく対処する必要があります。