どの大手塾でもそうですが、5年生で中学受験に必要な範囲をほぼ終えてしまうため、5年で学ぶ内容はかなりの量です。
ですので、4年生から5年生になるときにそのボリュームとペースに面食らってしまうお子さんがかなりいます。
ましてや御三家に何百人もの合格者を出す天下のサピックス。
「すわ、うちの子はさっそく挫折か?」と面食らってしまうことでしょう。
でも大丈夫です。もともと大手の塾はどこも、最上位の子も最下位の子もカバーするような形で教材を配布しています。
そして、成績の良い子だって、全部の教材を回しているわけではありません(回している猛者もいますが、とりあえずスルーしておきましょう)。
まずはやるべき教材を絞って、やり込みましょう。
サピックスの5年生の算数の場合、お子さんは毎週、
・授業前に実施される基礎力定着テスト
・毎日やる基礎トレ
・授業の理解度を確認するデイリーチェックテスト
・毎回の授業で配布される冊子教材「デイリーサピックス」
・毎回の授業で配布されるレジュメ教材「デイリーサポート」
というラインナップと向き合うことになります。これを全て完璧に片付けようとすると膨大な時間がかかりますし、他教科の勉強にも影響します。
ちなみに予習シリーズを併用してこれらの教材の理解の足しにするのもズレています。
では、どうすべきか?
お子さんの調子が出るまで、やることを以下の3点の教材に絞って、徹底的に反復しましょう。それは、
1.基礎トレ
2.デイリーチェックテスト
3.デイリーサポートのアルファベット(A〜D)のうちのCまでの部分
です。
この3つの復習をきちんとこなせるようになり、正答率も十分に上がったら、
・基礎力定着テスト
・デイリーサポートのEの部分
・デイリーサピックス
まで手を広げて良いと思います。
なお、塾での授業では、デイリーサポートのアプローチという部分や「復習と演習」という部分を使っていることがあり、そこを家での復習に当てるのもありですが、お子さんが板書を写してなかったり、理解が消化不良だったりする上に、結構な問題量なので、1週間以内に復習するのが難しかったりします。ですので、デイリーサポートのこれらの部分も、先ほど挙げた「三種の神器3点セット」をこなせるようになってから手を付けましょう。
