国語が不振のお子さんの文章の読み方を見ていると、
「最初に読む際にやたらアンダーラインを引く」
という特徴があります。
聞いてみると、塾で、
・接続詞に印をつけましょう
・登場人物が考えたことは実線、著者の行動は波線で印をつけましょう
といったたぐいのことを教わり、それを必死に実行しているからそうなるようです。
ところが、塾で教わったことを必死に実行し(母親も子どもに遂行させ)、その結果国語がグタグタになるのは、大いなるパラドックス、かなりの悲劇ではないでしょうか。
なぜ塾の読み方に関する指示が良くないかというと、上記のやり方だと、
「著者が文章の全体を通して何を言いたいのかが、わからなくなる」
からです。
ではどうすれば良いのか?
東大合格者の皆さんが、ある教育系メディアで語っていたことが参考になります。合格者の大半の方は、、
「最初は、早くざっと読み、文章全体の構成や要旨をざっと掴む。そして、そのあとは問いを見ながら文章を適宜参照する」
という内容のことを語っていました。
これは正しいやり方だと思います。
なお、さらにアドバイスを付け加えるとするなら、
・よく出てくるキーワードには、丸で囲ったりして印(一箇所でOK)を付けておく。
・「○○なのだ」「○○なのです」という口調の結びで終わる文章には、著者の主張が込められている可能性が高い。
・文章内の接続詞が空欄の場合、自分で想像した接続詞を書き込んで読む。
といったことでしょうか。
国語が不振のお子さんは、もう一度文章の読み方を見直して欲しいです。
