歴史の年表に関する知識は、中学受験において近年ますます重要性が高まっています。これはとりも直さず大学受験の歴史総合においても重要でこれが高校受験や中学受験にも影響を与えているからです。
中学受験の社会の問題は、完全に思考系の問題で占めていたり、完全に知識系の問題で占めている学校は余りありません。御三家の桜蔭でも年表に関する知識はバンバン出題されますし、神奈川ナンバーワンの聖光学院でもそうです。
なお、年表を暗記することは歴史を時系列的に理解する上でも大いに重要です。その意味で「年表をそんなに覚えなくても良い」という考え方は、論理が逆になっています。有名進学塾のサピックスなんかでも150ほどの年表が載ったシートが渡され覚えることを要求されます。
では、どう覚えれば良いか?
とりあえず、市販の「語呂合わせ歴史年表本」をいくつか購入して、各年において自分の気に入った語呂を探し、反復して読み返すと良いでしょう。
ここでは、年表語呂合わせ本を3冊ご紹介します。
1.ムロタニツネゾウ「歴史年表大事典」(くもん出版)
→ 泣く子も黙る学習漫画界の雄、ムロタニツネゾウ先生のイラストによる
本書をまず、年表と見出しだけノートに書き写してみてはどうでしょう
か。ただし、語呂がイマイチなこともあるので他書との併用を。

2.中学 マンガとゴロで100%丸暗記 歴史年代 (受験研究社)
→本書が暗記本としては最も無難でしょうか。なぜ「中学」版のやつを進
めるかというと、昨今の中学受験が苛烈で小学版では対応できないから
です。
3.本郷和人「受けるゴロ合わせ」文響社
→東大の先生が監修のこの本。まず歴史事項が少なすぎます。
あと、語呂が奇をてらったものが多く思わずのけぞってしまったりしま
す(卑弥呼が魏に使いを送った年など)。が、歴史が苦手なお子さんの
暗記の入り口としてはうってつけかもしれません。

4.最後に、親が持っておくべきもの
→志望校の過去問を検討する段になると、上の3冊ではカバーできなくな
るので、以下の2冊は保護者が手元に置いてサポートすべきでしょう。
・山川出版社「詳説 日本史」(教科書販売所で買えます)
・帝国書院「日本史 通覧」
学校側の出題ネタとしては、山川の教科書(詳説 日本史)と、
同出版社の「日本史図録」なのでしょうが、家庭で学習する資料集
としては帝国書院の通覧の方がお勧めです。


