【中学受験】「子どもを医学部に行かせたい!」というご家庭の要望にどう対処するか。

「子どもを医学部に行かせたい!」というご家庭からの依頼は毎年複数あります。

小学2年生や3年生でのご依頼に関しては、4年生での大手塾への入塾対策を視野に入れつつ、思考力系のドリルや作文力といった「小さくまとまらない思考力」の養成を組み入れるのですが、小学5、6年で伸び悩んでいるお子さんに関するご相談の場合、別の対応が必要になってきます。

具体的には、「どういう中学を目指すか?」という視点での戦略です。

国公立の医学部にたくさん受かるトップ校を目指すのか、それとも全国の医学部全般への指定校推薦枠を多く持つ学校や、その学校が存在する地域の医学部への指定校推薦枠を多く持つ学校を目指すのか。

この戦略を家庭でどう決めるかによって、通う塾も、並行して利用する個別指導や家庭教師の選び方も違ってくると思います。

なお、「その子が医師に向いているかどうか」をしっかり見定めることも必要な気がします。

ご両親が医師だったり、そのどちらかが医師の家庭で、「自分の子が医師に向いているわけじゃないから」と考えている保護者の依頼者にお会いすると、なぜかホッとしたりします。

ただ、お子さんが海外の文学部に進学して別の仕事に就いたものの、急遽実家の医院を継ぐことになり、全寮制の医学部予備校に通い、、、という方は以前おられました。幸い私大の医学部を出てバリバリ活躍されていますが、「違う職業から医師に転身する」というの考える場合、過去に拝見したケースを見ていると、中学受験での勉強をへてそれなりの私立中・校に通っている方の方が有利です。一定の地頭が育っているので。

その意味で、中学受験の準備は「どこの学校を目指すか」「どの塾を利用するか」も大切ですが、「一生役立つ知識や勉強法、そして思考力を身につけたか」も重要なキーになってくると思います。

なお、本当の意味で医学部に有利な学校はどこなのか?については、別稿にて。