【中学受験の勉強法】公文は中学受験に役に立つのか?

「中学受験で良い学校に受からせたいので、早いうちから公文に通わせてます」という保護者は多いです。

が、公文に通わせていたから上位校に受かったというケースは、ほとんど無いです。

むしろ、ひっ算の繰上りを書かないクセがついてしまったお子さんが多く、個人的には弊害が多いのではと思っています。

「うちの子はまだ2年生ですが、5年生の分まで公文で先取りしてるんです」という保護者の方がいますが、数研出版の「思考力アップ算数」などの学校の算数と受験の橋渡しをするような良テキストの3、4年生用の標準的な問題でも苦戦することが多く、しまいにはお子さん自身がいろいろ悟ったのか「ママ、わたし公文辞めたい」と言い出し、保護者より合理的な判断力を披露してくれることがしばしばです。

※公文のすべての教室で「ひっ算の繰上りを省略する」教え方をしているかどうかは、わかりません。あくまで、TaFuMoを利用されているご家庭の話です。

また、伝統的な私立の小学校に通いながら中学受験を考えているお子さんで、その学校に代々受け継がれてきた「独特の繰上り」をやらされていることがあったりして、それが中学受験の算数の勉強の足かせとなっているので、「何のためのお受験だったんだろう」と考えさせられます。

ちなみに、先取りが推奨されるのは算数よりも国語です。国語は中学受験では特に説明文の読解問題において、大人も読むような本から題材が選ばれることが多いので「背伸びした読書」を日頃から行うことをお勧めします。