6年生にとっては夏休みも終わり、10月あたりから大手塾から「時事ニュースダイジェスト」的な本も市販されるので、これもやらなくてはなりません。この種のテキストに関しては、サピックスのは社会と理科の両方に役立つニュースをかなり掘り下げた理解度確認テスト付きでまとめてあり、四谷大塚のは、時事に関する基本レベルの1問1答クイズがまんべんなく配置されているので、両方を併用するのが良いと思います。


そして、時事対策とセットでやるべきは、「世界史・世界地理の対策」です。「ロシアによるウクライナ侵略」などはもちろん出ますし、「ヨーロッパの国々がどこにあるのか」といった問題も出ます。「世界の宗教」や「世界の民族衣装」といった問題も出ます。天然ガスや石炭、石油、小麦、大豆、とうもろこしの各国の生産量ランキングも出ます。ある有名人気私立の学校では、独立戦争からトランプ大統領就任までの「アメリカ政治史」が出ていました。ほとんど中学社会と同じような出題状況です。そしてこの状況はますます強まりつつあります。
ですから、あまり改訂されない従来のテキストを使っている塾に通っている場合は、社会に関してはかなり厳しいものがあります。
では、どうすれば良いか? 最低限の負担で効率よく対処しましょう。
1.まずは、自分が行きたい学校の過去問の社会を10年分くらい検討してみて、どの程度「世界史・世界地理」関連が出るのかを大まかにつかみましょう。
2.その上で必要なテキストを参考に、入試までに知っておきたいことをノートに箇条書きでも良いのでまとめてみましょう。
ここでは、その勉強に役立つ以下のテキストを挙げておきます。





これらのテキストは、全てを網羅的に読みこなすのではなく、志望校の社会の過去問で間違えるたびに参照して、正解するために必要な知識が書いてある箇所を蛍光ペンでマーキングし、付箋を貼り、入試直前に見返せるようにしておくと良いでしょう。
