保護者が子どもに使える「安全な催眠」

催眠というと「うさん臭い」「危険じゃないの?」と思われるかもしれませんが、子どもが転んでヒザをすりむいた時に母親が「痛いの痛いの飛んでいけ」と行ってヒザをさすってあげる(となぜかか痛みがやわらぐ)のもある種の暗示、催眠です。

では、他にも催眠は良いかたちで子どもに使えるのでしょうか?

例えばこんな風に活用してみてはどうでしょう?

子どもが漢字の練習をしていたら、

「昨日より上手くなってない?」

子どもが計算を解いてたら、

「先週より速く正確になってない?」

といった具合です。

もちろん、嘘はダメです。

子どもが気づいてない変化を親が読み取ってあげる形で伝え、称賛してあげてください。

ソフトバンクの孫正義さんは、子どもの頃、何かをやるたびに父親が「うぉーお前は凄い!」と抱きしめてくれたそうです。初めは「くさいなー俺をおだてるなんて、親父」と思っていたそうですが、だんだん「本当に自分は凄いかも」と思い始めたそうです。

ちなみに、親が「自分の頭で考えてやりなさい!」と言うシーンはよく見ますが、このセリフはNG 。

専門的には「ダブルバインド(二重拘束)」と言って、「自分で考えろ!」という部分と「自分で考えることを親が命令している」部分が矛盾しているからです。矛盾した命令を子どもに下し続けると、子どもの精神の発達に良からぬことが起こると言われています。