英文読解の力をつけるにはどうすれば良いか?
特に苦手な人に関してですが、まずは、以下の4つを固めましょう。
1.英文法の側面から
→総合英語の参考書とその中に収録されている練習問題をしっかりマスターしましょう。付属問題集を活用するのもありです。お勧めは「Evergreen」(いいづな書店)や「ジーニアス総合英語」(大修館)です。
そして、さらに黄色い表紙の「表現のためのロイヤル英文法」(旺文社)まで活用できるようになれば、英文読解の上達への道は確実に開かれているでしょう。
2.語彙(英単語)の側面から
→学校から配布されている単語帳があれば、まずそれをしっかりマスターしましょう。また、教科書に載っている英単語をマスターするのも凄く大切です。市販の英単語帳を活用しつつ、模試で出会った知らない単語などをまとめた「自分だけのオリジナル英単語帳」を作るのがベストだと思います。
なお、自分にどのくらいの語彙数があるかを測るのは、無料の英単語アプリを使うのもありですが、アルクの「究極の英単語1〜4」が便利です。
なお、市販の英単語帳ですが、苦手な人に関しては、
・ターゲット英単語(旺文社)
・ターゲット英熟語(旺文社)
・ターゲット英単語問題集(旺文社)
・ターゲット英熟語問題集(旺文社)
・LEAP(竹岡広信)
・LEAP付属問題集(数研出版)
などをマスターしてから他にあたると良いでしょう。
例えば、桐原書店のデータベースなどは内容に安定性があります。
逆に駿台文庫の「システム英単語」はお勧めできません。
3.英文読解の入り口
苦手な人に関しては、以下の3冊をお勧めします。
・学校の教科書
・三浦淳一「入門 英語長文問題精講」(旺文社)
・宮下卓也「速読英文法」(Z会)
・英文解釈の技術100(桐原書店)
まず、灘やラ・サールなど、難関の名門校ほど、定期考査の英語は、「教科書をほぼ暗記していないと太刀打ちできない」出題がなされることはご存知でしょうか。流暢な英語で知られる現・日銀総裁の植田和男氏(筑駒→東大)も「学校の英語は教科書丸暗記で対処してました」と語っています。そして、それに値するほど最近の英語の教科書は各社ともに内容が素晴らしいです。何回も何回も音読し、構文解体して自分のものにしましょう。
三浦「入門」の良さは、英文を徹底的に「S」「V」「O」「C」を使って構造分解してくれるところにあります。これをひたすらトレーニングしないと、英文が適当な読み方になってしまいます。
次に宮下「速読」ですが、英文法と銘打ちながら素晴らしい英文読解の参考書になっています。まず、英文の素材が素晴らしいです。最近の大学入試における英文解釈の傾向に合致していると言えます。また、各英文にイギリス英語とアメリカ英語の2つの朗読音声が収録されているサービスぶりです。
そして「英文解釈の技術100」ですが、自分がどこまで英文解釈ができるようになったのかを測るの便利なテキストです。
4.英文読解の完成
英文読解の技術に終わりはないのかもしれませんが、大学受験英語という枠で見れば、とりあえず以下の2冊をマスターすれば、難関大合格への道は開けたと言っても良いでしょう。どのレベルの参考書に進んでも構いません。
・薬袋善郎「基本からわかる英語リーディング教本」(いわゆる「青リー」・研究社)
・杉村年彦「英文解釈code70」(かんき出版)
この2冊をマスターする前と後とでは、英語の読み方が大きく変わることになるでしょう。
最後に、構文音読やスピーキング、リスニングから英文読解力を補強してくれる2冊を挙げておきます。
5.英文読解の周辺
・大西泰斗「英文法パーフェクトブック」(上下・NHK出版)
・リンケージ英語構文100(旺文社)
