ゆとり教育が終わり、再び学校の教科書が分厚くなって子どもが勉強と「向き合わされる」時代に戻りました。
ゆとり世代のお子さんでよく遭遇するのが、「自分の成績が悪くても自分事でないお子さん」。
これを嘆く親御さんは多いですが、個人的には「逆に強みでは?」と思ってしまいます。
というのも自分のような団塊世代ジュニアの多くはは、親からいろんなことを強制され、そして否定されて育ってきました。それなりにやっていても「結果が出てないじゃないか」「頑張りがまだ足りない」と。
しかし、自己を否定して自分の中から湧き上がる内発的な動機に欠けた盲目的な努力を続けても、そこで得られる成果はたかが知れています。
その点、「自分のことが自分事でない」というのは、「自分にとって何が大切か、それとも大切でないか」を子どもが峻別できている証拠なのかもしれません。そしてそういうメンタリティの子どもはストレス耐性が強い。
では、ストレス耐性が弱く自己効力感が弱いお子さんの場合は、どうするか?

教育心理学の権威の本では、「子どもに計画を自分で立てさせ、実行させ、成果をあげたときに称賛する事」を勧めています。
ただし、中学受験の場合は、子どもの判断力が十分ではなく、準備期間も限られているので別個の考慮が必要かもしれません。
ですので、「学習計画を子どもに立てさせる」というよりは、まずは「1日の過ごし方の計画を立てさせる」「休みに家族でどこに行くかの計画を、予算管理も含めて立てさせ、プレゼンしてもらう」といったことをさせると良いかもしれません。
